お庭に常緑の蔓植物、自然な目隠し

白いその毛は、タンポポよりもずっと丈夫で、つやつやとし、とても丈夫だ。まとまって山道に落ちていたので、見上げると、豆の鞘のようなものからこぼれている。長く大きい。しかもたくさんあるじゃないか。…葉っぱを見て、テイカカズラと気づく。初めて見たときは、いったいに何の種かわからなかった。無知をたなにあげておく。庭でつかう印象からはだいぶ離れて、シラカシなどの常緑樹に絡まりながら、頭上を横に延びる蔓は太い。ここはつくば市の北、低い山のなか。

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モッコウバラや、クレマチス、ジャスミンのような、花をつける蔓植物は、その時期には咲きこぼれるといった様子で舞台のセットのように華やか。大きく育ったテイカカズラもその時期には、咲きこぼれてくれるけど控えめ。庭でつかうときは、山でみるような常緑樹に絡ませると「コワイヨー」な雰囲気になるので、トレリスや塀にワイヤーで誘導するのがいいかもしれない。5月の末あたりからつける、白くちいさなプロペラみたいな花は、とても良い香り。花に気づかなくても、その香りで離れたところでも気づくぐらい。

蔓植物は、お隣りとの目隠しにも、気拙くなることもなく、やんわりと遮ってくれる。8段積みコンクリートブロックや、コンクリート擁壁で目隠しをしては、あからさま過ぎて、回覧板も届けづらい。
テイカカズラはキョウチクトウ科というのもあって毒有り(食べないと思うけど)。 タマバエの虫こぶができることが報告されてるようだけど、ママ達のきらいなイモムシがついてるのは、まだ見たことがない。育ちはゆっくりめ。蔦で常緑。


つくば、茨城のお庭屋 ニハソノ 地域の自然に沿った植栽、造園、外構
樹木医・森林インストラクターの経験と知識からのプランづくり~施工・管理まで