樹木医
…その知識を活かし、的確な植栽計画とアドバイスが可…
樹木医 登録者の名簿は、林野庁、国土交通省緑政部門、環境省、都道府県などに情報提供され活用されています。樹木の調査、診断・治療、公園緑地の計画・設計などを通して、樹木の保護・育成・管理や、樹木に関する知識の普及・指導などを行う専門家です。
庭に植える植物に関しても、その知識を活かし、的確な植栽計画とアドバイスが可能です。植栽の調子に問題が見えたとしても、「とりあえず農薬を撒く」などせずに、原因を考え、必要であればお庭の環境から修正することなどを提案することもあります。植栽が病気になってからではなく、未然に病気を防ぐような庭づくりを提案します。
植栽の成長に大切なのは土壌と考えます。土のなかの菌類が植物と土のあいだを繋げ、養分の吸収をとりもっています。樹木医の知識、菌の研究者たち、アカデミアとのつながりから、樹木や土壌についての細かなアドバイス、はじめからプランに組み込んだ提案が可能です。目に見えない部分ですので、ファンタジーになりがちですが、公的な論文や報告のエビデンスを示しながら提案いたします。
もちろん、植えた後のメンテナンスも、植物の特性や周囲の環境なども考慮して、どのような手入れが効果的かの提案が可能です。県内でも、ニハソノのように、お庭つくりのプランを示すことができる樹木医は、ごく少数です。(自賛!!)
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1級ビオトープ計画管理士
…特に子育て世代には、出会う草花、昆虫・小動物…
「1級ビオトープ施工管理士」は、公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格(国土交通省登録資格)です。(それぞれ品確技資第250号、品確技資第251号)
問い合わせのあったすべてのお庭をビオトープとして提案するわけではありません。樹木医とも重なることですが、自然や環境に関する幅広い知識と経験から、お庭に現れる草木、菌(キノコ)、生物のアドバイスが可能です。
特に子育て世代には、子どもと遊びながら出会う草花、昆虫・小動物についての生態、その安全性・危険性の解説ができます。庭に現れるハエやハチ、ケムシなど全てに害があるわけではありません。その生態から、庭でどのような役割があるのかなど、必要があれば解説いたします。
自宅の庭では、なるべく農薬を使いたくない方も多いかと考えます。植栽の調子がいまひとつの原因も、その生態や環境を知れば、むやみに農薬を使わない対応もできるようになります。原因となる生物の種名を同定もしないで、農薬を撒くようなことはしません。(← 庭をつくる同業者にもおるか???)
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森林インストラクター
…地域の植生から外れすぎないプランをつくる…
森林インストラクターは、「森の案内人」です。自然と森林のしくみ、森林づくりと林業、山村の暮らしと文化、森林内での活動、安全対策のすべてについて知識と技術を持っています。
森林の生物や野外活動、その安全にも通じており、庭においては、その自然経験からのアドバイス、適地適木の原則(造林)から考える、敷地の環境(北関東地方平地)に合わせた植栽の提案、地元の環境を知ることからの、地域の植生から外れ過ぎないプランをつくることができます。
庭を離れても、近隣の森の案内、その植物の解説なども依頼されれば、お客様と出かけることもできます。そこで庭に適した自然な植栽を考えることも可能かも知れません。(天気と忙しさ次第。たいていは暇かも…)
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